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新選組と沖田総司―「誠」とは剣を極めることなり

新選組と沖田総司―「誠」とは剣を極めることなり
木村 幸比古
新選組と沖田総司―「誠」とは剣を極めることなり
定価: ¥ 798
販売価格: ¥ 798
人気ランキング: 164492位
おすすめ度:
発売日: 2002-12
発売元: PHP研究所
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新撰組
沖田総司と題名にありますが、それほど彼に焦点をあてて書かれてはいませんが、新撰組の歴史が簡潔にまとまっていて、新撰組好きの人にとってはおさらいができます。他の本と違うのは剣術士としての個人の想いをベースに書いてあること。単に歴史からでは追えないところではあります。

中途半端
タイトル通り沖田総司について書かかれた本。期待して買ってみたが...。
フィクションで塗り固められた小説のほうが大分マシ。史料に基づいて巷間の説を考証し、その真偽を確かめるというスタンスは学者としては真摯な態度だと思う。しかし、一方で土方歳三vs藤堂平助、山南敬介vs沖田総司などの剣術試合の結果を想像に基づいて描写しているのは萎える。記述態度が一貫していない。一方で理論的なことを述べておきながら、他方で空想を書いてしまっている。ものすごく中途半端。
この本の何が面白いの?大河ドラマ級に出来が悪い。

幕末に彗星のように登場し消えた総司の生涯を描く
維新史の研究者である著者には、その時代を駈け抜けた新撰組や坂本龍馬などの著作があるが、本書では沖田総司の生涯を描いている。沖田総司は幼少の頃から剣に才能を示し、近藤勇の道場に9歳で内弟子として入門後、19歳の若さで塾頭を務めるほどの腕前になった。幕末の激動の中で、師とする近藤勇に従って新撰組の結成に参加し、最後まで近藤勇に従って生涯をまっとうした。沖田総司は新撰組きっての剣の使い手であり、結核に冒されながらも生涯剣の道を追求し若くして亡くなったが、その生涯の純粋さと鮮烈さで現在でも人気がある。それが「誠とは剣を極めることなり」という副題に反映されている。幕末には従来の侍と農民という身分制度に含まれない近藤勇や沖田総司のような「浪士」が現れ、時代の変化の中で活躍している。農民出身の彼らの方が実戦ではより強く、それが幕府にも重用された理由の一つでもあったが、沖田総司は政治には全く関心は示さず、ただ己の剣を磨くことに熱中した。それがまた彼の大きな魅力となっているが、沖田総司も歴史の大きな流れの中で一瞬の間輝いた存在に過ぎなかったこともまたこの本は明確に伝えている。

新撰組の本