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最新記事【2100年12月07日】

司馬遼太郎 国盗り物語

この歴史小説の影響は、計り知れない、そう思っている。 歴史好き、もしくは、信長を中心とした戦国史に興味を持つ人の、道三、信長、秀吉、光秀のイメージは、かなり、この作品の影響を受けていると感じる。 個人的には、とてもでは無いが好きになれない、NHK「大河ドラマ」で、この時代を扱うトレンディー作品も、殆どが、この「国盗り物語」の、歴史を「史実」としてベースに据えている。 過言すれば、そのライターは、自己で独自に「歴史」を調べず、この作品を読んで、歴史を学んだ事としている、そんな感じがする。 良くも悪くも、現代の戦国史に、多大な影響を及ぼした作品である。 お奨めは、道三、信長、光秀、秀吉の、一連の「流れ」が、そして、人間関係が把握出来る面である。 それぞれの傑出した人物、その考えの違い、言動の違い、そして、その結果の違いが、明確に理解出来る。

一介の坊主であった道三が、策略の限りを尽くし国主に成り上がる。
ただ、近年、この道三は、親子2代であった説が有力である。
道三の婿の信長、その信長と道三の、かけひき、理解、そして、道三の没落・・・

道三の支配した国、「美濃」の明智家から出た光秀、道三の没後、流浪の生活を経て、
信長に仕えるが、革新的な信長と、保守的な光秀の対比、そして、「本能寺の変」・・・

個人的には、遠藤周作の作品、
両方の作品にて、自分なりの戦国史の理解を構築する事をお奨めする。

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